こどものマスク(タック入り)の作り方

給食マスクのほか 感染予防に役立つ、タック入りのこどものマスクの作り方をご紹介します。給食用やインフルエンザが流行する時期の登校には、意外とたくさん必要になります。
ゴムを通す部分の始末は、「ペンケース」の縫いしろの始末などにも応用できます。簡単・キレイに仕上がるちょっとしたコツがあります。 2013.3公開

1.裁断

本体の生地は13×34cm、ゴムを通す部分の生地は5×10cmに裁断します。(縫いしろ込み)
2.本体をつくる

本体の生地を図のように中表に二つ折りにし、縫いしろ1cmで縫います。縫いしろは割っておきます。
3.タックを折る

2.を表に返し、図のように折り畳みます。2.の縫いしろ部分は、”わ”からずらします。
厚みを持たせたい時は内側に生地を挟むと良いですが、あまり重ねるとタック部分の厚みが出て縫いづらくなります。
4.タックを仮止めする

写真のように、ゴム通し布の表面を上にして背面に重ね、タック部分と一緒に、タックがズレないように、端から0.7cm程度のところをミシンで仮止めしておきます。
拡大したところ。
5.ゴム通し布をつける

ゴム通し布の端を、
写真のように本体に巻き付けるように
縫いしろ1cmで縫います。
   ↑
ここがポイント!!
ゴム通し布を両サイドへ引き出します。
ゴム通し布の端を1cm折ります。
ゴム通し布の端が、5.で縫ったミシン目を隠すように、さらに折ります。
アイロンで押さえておくと良いです。
6.ゴムを通して縫う

約25cmにカットしたマスク用ゴムを挟んで、4.で縫ったミシン目をぎりぎり隠すように目打ちで押えながら、端から1〜2mm程度を縫います。
このとき、マスク用ゴムを縫い込まないように注意します。
7.完成
ゴムの端を結んで完成。このとき、結び目をゴム通し布の中へ隠しておくとキレイです。

もちろん最後にゴムを通してもOKです。
ひと手間省くために、縫う時にゴムを挟んでみました。
子供は裏表を気にせずに使ったりします。
縫い目が出ないので、裏を表にしても気になりません。
他にも応用できます

ペンケースの縫いしろの始末も、同様にできます。


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