ひざの穴の補修

子供のパンツは、あっという間にひざに穴が開いてしまいます。
家事に仕事に育児にと忙しいなか、補修するつもりの子供服がたまってしまい、ミシンだけで補修できないかと考え出した方法です。
既製品のワッペンを使わず、手縫いもしない、手間も時間もお金もかけずに仕上げていきます。
解説では布用のりを使用しています。なくてもできますが、縫いずれを防げて何かと便利なので、おすすめの道具の一つです。 2013.3公開

1.下準備

パンツを裏返して、穴のあいた部分に軽く布用のりを塗ります。接着が目的ではなく、縫いずれを防ぐためなので、ところどころに軽くちょんちょんと塗るだけでOKです。
2.ハギレをあてる

のりを塗った上から、穴よりも大きいハギレを重ねます。
ここでは同系色のハギレを使っていますが、目立つ色でポイントにするのも面白いですね。
3.ロールアップします

ハギレのきわまで、パンツの裾をロールアップします。
4.穴部分が覗くように・・・

ロールアップした裾を押し広げて、ちょうど穴部分が覗くようにします。
5.ミシン縫い

ハギレを下側にし、裾から覗くようにして、穴部分周辺とハギレをミシンで縫い合わせます。
ロールアップ部分は厚みがあってミシンにセットしづらいですが、押えをぐっと上げて入れ込んでください。
少しずつ角度をずらしながら直線縫いと返し縫いを繰り返し、ジグザグになるように縫います。そのままでもよいし、90度回転させて さらにジグザグと縫うと、より丈夫になります。
6.ハギレをカットします

裏返して、ハギレの余分な部分をカットします。
7.完成

表に返して完成です。
細身で縫いづらい場合や 成長に伴ってパンツの丈が短くなっている場合は、思い切ってひざ下でカットして、夏のハーフパンツとして着用するのもおすすめです。


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